青山学院・立教大学という学歴について思うこと

学歴の研究、学歴コンプレックスの研究をしていて思うのだが、「遊ぶためのブランド欲しさ」という意味において、学歴は重要な位置づけがあるように思う。


なぜ、早稲田慶應が神格化されているかというと、偏差値が高いという問題以前に、圧倒的な固有のブランド力がそこにあるからに他ならない。


誰しもが、どんなに時代が変わっても、100年後も、早稲田慶應のブランド力の地位はそう簡単に揺らぐわけはなく、マーチなどの他大学とは圧倒的な壁が存在し続けることは感覚的に理解していることだろう。


簡単にいえば、明治大学が早稲田を抜くことは、医学部、薬学部、歯学部、獣医学部増設くらいの特別サプライズでもない限り絶対にありえないことなのである。


だが、「世間」レベルという大衆的な考えに立つと、別に早稲田慶應じゃなくても、その下の立教とか青学レベルの大学であっても、十分に立派な大学であり、人によることは言うまでもないが、学歴に対して、引け目を感じる必要はないように思う。


2ちゃんねるの学歴板などを見ていると、ちょっとした偏差値の差や実績をもとに、他大学との差別化を図ろうと躍起になっている工作員がたくさんいるが、私からすれば、実にバカバカし行いであり、個人の感覚で言えば、マーチ以上の大学であれば、十分に立派な大学であると思う。


タイトルに立教と青学といれたのには理由があって、ブランド力の重要な要となりうる、良いイメージができあがっており、学生自身も何かポジティブな印象を受けるのである。


ミッション系の大学はやはりイメージ先行型で、大学の雰囲気も実にいい。逆に、チャライ、女性優位といったマイナス的なイメージがあることも歪めないが、学生の満足度は偏差値に対して比較的高いように思う。


以前、何かのデータで立教大学の学生満足度は高いと聞いたことがある。大学見学して思ったが、ミッション系と思われる、上智、立教、青学は大学のキャンパスの雰囲気が実にいい。こんな大学で四年間通いたいと素直に思った。


早稲田慶應にはブランド力、社会的実績では勝てないけれど、立教、青学でも世間的には十分認められているし、大学の雰囲気も綺麗でいいよねといった、開き直りともとれる感覚になるかどうかは、「学歴コンプレックス」の発生に大きく寄与する。


だが、一方、法政、中央、明治といったミッション系と対比をなす大学はどうだろうか。どうもここらへんの大学は、早稲田や他ミッション系(青学、立教)、下位(ニットウコマセン)に対する、変なコンプレックスや対抗意識を燃やしている学生が多いように思う。


明治に関しては、志望者数が早稲田よりも多く、お茶の水という好立地条件が幸いしてか、中央、法政よりは、前向きな学生が昔よりは、多いように思う。


ようは、これは私の推測であるのだが、大学そのものに対して、「愛校心」が欠如しているあらわれなのではないか?と思う。


法政:マーチ最下位という絶対的なステータスに対する不遇


中央:立地条件に対する他大学に対する嫉妬、中央法のみが唯一の慰め


明治:早稲田には絶対に勝てない。早稲田を受験したがいけなかった

等々。


例え、偏差値が低い大学であっても、学生が大学に対して、愛校心がもてるかどうか、それは、学校側の運営や教育方針にかかっているのかもしれない。


偏差値下位にもかかわらず、学生の満足度が高い学校というものは、それらがしっかりとしているもしくは、学生を満足できるほどのイメージ像を社会に発信することに長けているのだろう。

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