高学歴ワーキングプアについて
youtubeで気になるものを見つけました。
最近巷で、「高学歴ワーキングプア」という言葉をよく聞きます。
高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)
- 作者: 水月昭道
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/10/16
- メディア: 新書
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博士課程に進学し、学位を取得したにもかかわらず定職(アカデミックポスト)につけない人々を総称してこのように呼ばれています。
高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書) (新書)という本がベストセラーになったことは記憶に新しいかと思います。
大学院重点化が施行されて以降、大学院生の数が10年前と比べ物にならない程急激に増えました。
しかし、博士課程を卒業した彼らを受け入れる受け皿はほとんど増えませんでした。
言い方は多少きついかもしれませんが、博士課程への進学=地獄への入口といっても過言ではない状況が今の日本にあります。
youtubeの京都大学の学生を見ていると、私は悲しくなりました。
「安易な気持ちで博士課程にはいってはいけない」と。私は、東京大学で修士号を取得しましたが、
東京大学の学生も特に目的意識がないにもかかわらず、安易に博士課程へ進学してしまう学生が多くいました。
資源の乏しい日本は、「知恵」を武器に高度成長を遂げてきました。その知恵を支えてきたのは、「教育」に他ありません。
、幼少期教育はもちろんのこと、研究者を養成する機関である「大学」及び「大学院」の教育水準の良し悪しは長期的に見れば国力へ多大な影響を与えることは自明です。
科学技術立国日本は、今後どうなってしまうのでしょうか?
20年後の日本は、「中国」・「インド」そして「韓国」に追い抜かされてしまうかもしれません・・・・。
いや、余裕で抜かされるでしょう。
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