生物五輪が筑波大学で開催されています
私の母校(筑波大学)で生物五輪が開催されいるようです。
http://www.asahi.com/science/update/0714/TKY200907140182.html
http://ibo2009.org/index_j.html
なんとこの生物五輪ですが、日本で開催されるのははじめてであり、文部科学省をはじめとした各省庁の大きな支援の元開催されています。
日本の開催地に、筑波研究学園都市の中核的機関である筑波大学が選ばれたことは、OBとして大変光栄なことです。
生物学五輪について調べてみたのですが、第1回は1990年に開催されたようです。つい最近できたイベントだと思ったのですが、意外と歴史があることに驚きました。
五輪と言えば、生物の他に数学・物理・化学・情報があります。
数学五輪は、けっこうメジャーであり、よく筑波大付属駒場とか灘とかの学生が毎年メダルを取得しているニュースが流れますよね。
五輪のメダル獲得数は、国家の学力水準を示す指標になるわけであり、日本の学生の皆様には全力を尽くして、多くのメダルを獲得してもらいたいものです。
オマケではありますが、つい最近、筑波大学の入試要項を見ていたら、国際科学オリンピック特別入試という項目を発見しました。
一芸に秀でた学生に学びの機会を与えるという意味でも、多くの大学において採用してほしい入試制度だと思います。確か、早稲田大学でも同様の入試制度があったかと記憶しています。
絶対にありえないことだとは思いますが、東大が国際科学オリンピック特別入試特別枠を設けたら、いっきに他大学も模倣することでしょうね。
まあ、東大がこのような枠をつくったら、五輪メダリストは全員東大を受験するでしょうが(笑)
ノーベル受賞者数を今後増やすとか、東大のだれかが言っていましたが、ノーベル賞を受賞するような優秀な人材を輩出するためには、必ずしも総合的な学力は必要ないと私は思います。
数学バカ、物理バカ、化学バカ、情報バカ、生物バカですが東大に受かりました!
そんな東大生が10年後うまれてくるかもしれない。
東大が国際的にさらに認められることを切に願う次第である。
千葉大学の飛び級制度、筑波大学・早稲田大学の五輪選抜は、多用な学生を確保するという意味において、今後他大学に徐々に広がっていくのでないだろうか。