桑田氏が早大大学院合格 - 神前悠太の実践キャリアLabo.「大学・大学院受験・就職」

◆引用記事◆
夢は球団社長？　元パイレーツの桑田真澄氏（４０）が２８日、早大大学院スポーツ科学研究科に合格した。専攻するトップスポーツマネジメントコースでは経営学などを学ぶが、桑田氏は進学の理由として、運営側に立った日本野球界の改革という大目標を掲げた。高校、プロ、メジャーと野球界のトップを走り続けてきたアスリートが、指導者を飛び越えた大きな夢に向け第１歩を踏み出した。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20090129-454936.html
◆日刊スポーツ［2009年1月29日8時53分　紙面から］引用記事◆

桑田真澄さんが、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に合格されたそうです。

念願の早稲田大学合格おめどとうございます。社会人からの大学院入試について研究している私にとっても興味深いニュースです。

高卒→プロ野球→早稲田大学大学院　まさに異色の経歴ですね。

拙著「学歴ロンダリング」にも、社会人経験を経てから東京大学大学院に進学した方のエピソードを記載しました。

その方に聞いたところによると、転職エージェントからのオファーがいくつかきているようです。職歴が概ね５年以上あれば第二新卒ではなく中途採用という
形で再就職できるそうです。学歴欄に「東京大学大学院修士課程修了」となるわけですから、まさに鬼に金棒ですね。

私の知り合いの友人は、某大手プラント企業を離職後、東京大学大学院に進学し、卒業後、某大手インフラ企業へ転職しました。
職歴が凄いという点も見逃せませんが、それ以上に、キャリアアップの手段としてうまく「東京大学大学院修了」という学歴が機能したのではないでしょうか。

無論、一番いいのは、会社を辞めずに大学院に通えることですけどね。

社会人からの大学院入試について次回に詳しく。