教師はブラックな職業の一つです

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009101402000235.html
2009年10月14日 中日新聞 より引用

文部科学省は13日、現在は4年制大学卒業で教員免許を与える養成課程を、大学院2年も加えた6年に延長する方針を固めた。(略)

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教師になるために6年間ですが・・・・、時間だけでなく、お金もたくさんかかりますね。確かフィンランドの先生はみんな院卒であると聞いたことがあります。


せめて修士を出たのだから、質の良い授業を提供してほしいものです。ただでさえ、学力低下が叫ばれているんですから。あと、教員免許は更新の制度を取り入れるべきでしょう、人格的・能力的に問題がある教師は残念ながら多かれ少なかれ存在しますし。


私の知り合いに公立中学校の先生がいるのですが、かなり「ブラック」な生活を送っています。ほぼ毎日午前様、土日のどちらかは部活動に参加しなければいけないですし、仕事だって持ち帰りが多いようです。それに、仕事の量の割に薄給のようですし。タフな方だと思っていたのですが、ふと「心が折れる」と言い放ったときは、ちょっと心配になりました。ましてや、学力や態度に問題がある学生が多い公立中ともなれば、なおさら可愛そうになります。


私は茨城県つくば市の公立中出身なのですが、つくばの学生は非常に優秀であるため、公立の先生と言えども指導にはそれなりに苦心していたのではないでしょうか。茨城県主催の学力診断テスト(5教科500点満点)でアベレージ400以上をはじきだすようなところですからね。親が旧帝大卒の研究者ともなればこのような状況に陥ることは必然の結果と言えるでしょう。いや、逆に考えると、理解力があり比較的社会的マナーをわきまえている学生が多いということは、むしろ指導は楽?だったのかもしれません。


余談ではありますが、筑波大学(旧東京教育大学)は、西の広島大学と並び、高等教育界における一大派閥を形成していたと聞きます。残念ながら現筑波大学には教員養成課程は存在しません。歴史的背景についてはよく知りませんが、旧東京教育大学をぶっ潰すことが決まった際に、左翼的な人間を生み出してはならないという政治的圧力がかかったためでしょうか?
母校の歴史について調べてみようと思います。


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