北大なのに無職なんて・・・・・

就活くたばれ！」就職できない北大生たちが抗議のデモ

就職難に苦しむ札幌の大学生らによる「就活くたばれデモ」が２３日、札幌市の中心部で行われ、リクルートスーツ姿の学生が年々早まる就職活動への不満や求人増を訴えた。

　デモには、就職先が決まっていない北大の４年生や大学院生ら約２０人が参加。「面接多すぎ」や「既卒を差別するな」と書かれたプラカードを持って、「生きるための仕事をよこせ」などと叫びながら、約１時間練り歩いた。

　馬のマスクをかぶった学生が「内定」と書かれたニンジンを追いかけるなど、就職活動の現状をちゃかすパフォーマンスも。

　デモを呼びかけた北大文学部４年の男子学生（２１）は「大学は就職のための予備校ではない。厳しい就活の現状を分かってほしい」と話した。

ソース：北海道新聞　11月24日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/201677.html

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旧帝国大学である北海道大学に入れば、誰もが知っている一流・大手企業にいけると思ったら、甘い甘い、現実はそうは甘くないだ。

北海道大学は確かに、北海道という狭いエリアにおいては天狗になれるかもしれないが、都内での扱いは、企業によっては、「一地方大学」として扱われる場合がある。＊２ちゃんねるでは、北大からセイコーマート（小売）内定者が多いと揶揄されている。

旧帝大ブランド・ＯＢの数が豊富ということで企業の枠は一定数あるかもしれないが、大学のブランドだけで通用する程今の時代甘くない。これは、東大や京大でも同様である。学歴のみで通用するのは、文系採用に限れば、東京大学・京都大学・一橋大学・早稲田大学（政経・法）・慶應義塾大学（法・経済）くらいのレベルに限られるだろう。

ぶっちゃけたところ、東大を除く旧帝大の文系は偏差値に見合う就職実績がないような気がする。ようは、努力した割に報われないのである。

特に顕著な理由としては、立地があげられる。
日本の主要企業の本社は東京に集中し、断然都内に立地する難関大学が採用においては有利に働く。関西に本社をかまえる企業であっても、東京本店と称し、東京に拠点をかまえる企業がたくさんある。

企業説明会、ＯＢ訪問、面接・・・・。いくら地方で面接を実施してくれ交通費がもらえるからといっても、結局最終面接は東京本社で行うことになり、都内の学生に比べれば心理的・経済的・時間的な制約があることは歪めない。

北海道や九州から、東京都内に飛行機で飛んで、なんども企業を巡るなんて、いくら交通費をくれるといっても、めんどくせーと思うでしょ。地方旧帝大の文系の就職が偏差値以上に悪いという理由はこれなんですよ。

私は、己の無力・無能さを社会に責任転嫁し不満をたれる人間が嫌いである。この北大生のデモ行進も然りである。そもそも、企業に内定をもらえないのは、”企業が欲しいと思えるような人材ではなかった”ことの証であり、どうしょうもない大学生活をおくっていたダメな学生であるとに他ならない。いくら東大生であっても、社会的常識がなく、コミュニケーション能力が皆無の学生は確実に無職になる。

世の中には、北大のような一流大学を卒業せずとも、上場企業からの内定を勝ち取る学生がたくさんいる。彼らのこのような行動は、社会的常識が欠如していると思われてもしかたがない。

こんな実にくだらないデモをおこすくらいなら、一念発起して、公認会計士でも司法試験でも大学院入試でも国家公務員試験でも就職留年でもしたほうがよいと思うのは私だけであろうか。

記事に書いていある不満について私がそれぞれコメントしてしんぜよう。

■面接多すぎ
おまえはバカか？　企業が人材を採用することは、社運をかけることになるわけであり、何度も面接してバカな学生を排除する必要があるのだ。面接の本質的意義を理解しろ。

■既卒を差別するな
これについは多少同情する。私も既卒制度について懐疑的であり、制度を撤廃してもよいのではないかと思う。しかしながら、、、、そもそも既卒になるような状況になること自体反省すべきである。

■生きるための仕事をよこせ
人間は植物のように光合成ができないので、労働の対価として金をもらわなければ生きていけない。そもそも、デモ行進をしてネットに顔を晒されるくらいの度胸があるくらいなら、人生何度でもやりなおせるような気がしますが。

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